ヘッドセット用基板for ヤエス FT−897 FT−817

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ヤエスFT−897、FT−817の純正マイクはダイナミックタイプです。
近所で、ヘッドセットを1000円で購入しこのヘッドセットをFT−897に使えないかと考え、FT−897とヘッドセットを接続する基板を製作しました。 一般に安価で購入できるPC用のヘッドセットはコンデンサマイクです。コンデンサマイクはダイナミックタイプと違い電源が必要になります。FT−897にはマイクのコネクタ(RJ−45)部分に直流電源もでているのでこれを使って市販のヘッドセットを接続できるようにしました。左の写真は完成した基板、右の写真は、100円ショップで買ったタッパに収めてヘッドセット、フットスイッチをつなげたものです。基板には、RJ−45コネクタ(FT−897のマイクコネクタへの接続用)、PTT用のピンヘッダ(フットスイッチ接続用)、コンデンサマイク用のピンヘッダ(ヘッドセットのマイク出力に接続)の外部IOがあります。


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ヘッドセットは近所の1000円ショップで販売されていたもので、音は両耳からでる(ステレオ)ようになっています。マイクも3.5mmのステレオプラグになっていましたが、テスタで調べてみると実際は、モノラルのようでした。安価なヘッドセットは片耳だけとか、マイク部分のブームが極端に短いものがありますが、無線で使うには、「両耳」「長いブーム(口先にマイク)」が無難とおもいます。

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フットスイッチは、千石で購入したものでプラスチック製のものです。モーメンタリ仕様で踏むと踏んでる間だけ接点が閉じます。部屋のなかで(靴をはかない状態)で使う分には、まず壊れることはないでしょう。

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完成した基板をタッパにおさめました。 左のLANケーブルはトランシーバとの接続用、右側の3.5mmジャックはフットスイッチとヘッドセットのマイク用です。

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基板上部からの写真です。コンデンサマイクには抵抗を介して電源を供給します。また、直流カット用に電解コンデンサを使っています。

回路図
回路は以下の通りです。抵抗R1とコンデンサC1はマイクによって微妙な調整が必要かもしれません。今回使ったヘッドセットでは、R1=3K C1=47uで使えています。
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基板からの配線
基板からの配線は以下の通りです。左側のピンヘッダにはコンデンサマイクを、右側のピンヘッダにはPTTのためのフットスイッチ(または好みによって押しボタン等)を接続します。PTT用のフットスイッチは通常開、送信時閉となるようなものを使います。
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使用してみて

いくつか、ヘッドセットを交換して確認しましたが、ヘッドセットによって音質は変わるようです。
別に所有しているアイコムのリグでは、ヘッドセットとフットスイッチを使ってハンドフリー環境を実現していたのですが、この基板によってヤエスのトランシーバでもハンドフリー環境を実現できました。特にコンテスト時のハンドフリーは、非常に有効だとおもいます。おそらく、一度使うと手放せなくなるとおもいます。



LANケーブル
トランシーバと基板間のケーブルはLANケーブル(パラレル)をつかいます。安価なLANケーブルでは全線結線になっていないものもあるので間違えて購入すると失敗します。必ず全線結線になっているものを選びます。



スタンドマイクの製作

この基板を使ってスタンドマイクを製作しました。マイクはビックカメラで購入したPC用のコンデンサマイクで、これを黒色のケースに両面テープで貼り付けました。ケースには、PTT用の押しボタンをつけてあります。
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ケース内のLANケーブルにフェライトコアでコモン対策をしています。また、マイク信号部分にもFT−82−43を使ってコモンモード対策をしています。これは、他の周波数では問題なかったのですが、21MHzのみSWRが少し高くアンテナから戻ってきた高周波がマイクから回り込む現象がありました。
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マイクはアーム部分がピボット状になっていて使わないときは、倒せます。
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FT-817,FT-897 ヘッドセット用基板2     3.5mmジャックを使って配線が楽になるようにした基板